「あ!やってまった!!」と思ったときには、もう遅かったのです。
エタノールをフローリングの床に落として、残念な白い染みを作ってしまい、白化させてしまった私の失敗談と、これを劇的に改善した方法をお伝えしようと思います。
それはトイレ掃除をしているときに起こりました。
クエン酸スプレーで、るんるん♪お掃除をしていたのですが、調子に乗って、「そうだ、消毒もしてみよう!!」と、エタノールを取り出してきてしまいました。
昨年、引っ越ししてきたときに購入したエタノールが、あったんですよね。これを、キッチンペーパーにしみこませて、壁や床を殺菌・消毒しようとしました。
ところが・・・
しみこませるつもりが、ポタポタと床に流れ落ちてしまったのです。
エタノールは床を白化させる
エタノールがフローリング床に落ちると、こうなります。
あちゃー!!やってまった!!です・・・
この白い染み、びっくりしました。調べてみると、もっと驚いたことに、これをもとに戻す方法はほぼないようなんです!!(泣)
どうしよう・・・
原因はワックスが剥がれたこと
そもそも、なぜ、このようなことが起こってしまったんでしょうか。
調べてみたところ、フローリング床の表面には、ワックスがかかっているそうです。エタノールによって、このワックス層が白く変色してしまったのです。
つまり、ワックス部分がアルコールによって腐食し、凹凸になったせいで白く見えるのだとか。表面が擦りガラスのようになっているんですね。
フローリング自体が変色したのでなければ、白くなった部分をこすりとって、ワックスを塗り直せば、ずいぶんと目立たなくなるようです。
ひどい場合は、剥離が必要ですが、これだと大がかりになってしまうので、なんとか簡単な修復ですませたいと思いました。
メラミンスポンジを使ってみたら・・
さらに調べてみると、メラミンスポンジでこすり落とすと、若干マシになる、というものがありました。
早速ためしてみたところ、確かに、表面は少し取れた気がしましたが・・・
こちらです。肉眼では、もう少しマシになったのですけど、写真に撮ると、たいして変わってないように見えます・・
あー、やはり、これではキレイにはならないのか・・・
セスキ水スプレーとスコッチスポンジの登場
さらに、さらに調べてみました。
すると、アルカリ性の洗剤を希釈したものを吹きかけてから、スコッチブライトやスポンジの裏で軽くこすって、表面のワックス層を薄くはぐとよい、というものを見つけました。
そこで、先日作ったばかりの「セスキ水スプレー」を、ダメもとでかけてみました。
セスキについてはこちらです。
さらに、私の信頼ナンバーワンである、スコッチブライトのフロスタイプで、やさしく、やさしく擦り、キッチンペーパーで拭きとってみました。
こちらですね。
この場合、最後にアルカリ洗剤(今回だとセスキ水)をよく拭き取ります。
ここまで落ちた!白化したフローリング
さて、その結果はこちらです。
なんと、肉眼では、ほとんど目立たなくなったのです!!
びっくりです。さすがセスキ!! そして、スコッチブライト!!
もうひとつ、照明の色を変えるとこんな感じです。
うっすらと、白く見えるのがお分かりになられるでしょうか。。
写真ならではの写実性で、実際には、ワックス表面の白濁は残っているようです。
ただ、目で見た感じは、上の画像の方に近いです。これよりもっと目立たなくなったのが現状です^^
やったー!!
一時はどうなることかと思った、エタノールによるフローリング床の白化現象、フローリング本材にまで届いていない場合なら、この方法で改善できそうです。スコッチブライトとセスキ、ぜひお試しください!
そして、エタノールをお掃除に使うときは、床に落とさないよう、十分注意しましょう・・・
今回も最後までお読み頂いて有難うございました!!
Good Luck、あなたの幸運を祈ります☆