尼花日記

尼ヶ辻花子(あまがつじ・はなこ)のブログです。2DKのアパートに、片付け好きの再婚オットと二人暮らし。掃除、断捨離、シンプルライフ等について日記に綴ります。

私が薬断捨離をした理由、きっかけはイギリスでの体験

風邪ひきも4日目となり、ようやく調子が戻ってきました。

この間、まったく薬を飲んでいませんが、喉の痛みはほぼとれてきました。

今回は、私、尼花が薬断捨離を始めたきっかけの、イギリスでの体験についてシェアしたいと思います。

 

薬断捨離している私の風邪模様

今回の風邪は、喉の痛みから始まりました。

それに頭痛とだるさが加わって、体が痛くなってきました。おそらく熱が出ていたのでしょう。

2日目にようやく熱をはかった私は、38度になっていて驚きました。そこまで熱があるという自覚がなかったんですね。体の痛みはほぼもうなかったですが、前日はもっと熱があったのかもしれません。

1日目は食欲がなかったので、りんごを擦ったものと、マヌカハニー・ハーブティーでしのぎ、ほとんど寝ていました。2日目は、おかゆを食べて、これまた暖かくして寝ていました。

これらの私の風邪対策については、過去記事にも記していますのでよろしければご覧ください。

amahana.hatenablog.com

amahana.hatenablog.com

3日目は微熱になり、動けるようになってきたので、少しご飯も食べました。好物の牛肉も4切れほど、野菜少しと一緒に食べました。それと、おかゆ、鶏肉を蒸したものも、少しいただきました。

白湯も飲んでいます。ハーブティーもいいのですが、白湯の力もなかなかいいと感じています。

そして、4日目にようやく医者へ行きました。薬をもらうためではなくて、念のため、インフルエンザではないか調べてもらうためです。

結果はシロでした。インフルエンザA型でもB型でもなく、ホッとしました。これでマスクをして仕事に行けます。

風邪に効く薬はあるのか?

それにしても、風邪でこんなに体が痛くなるのは、なぜでしょう。お医者さんは、ウイルスのせいだとおっしゃいました。

ところで、抗生物質って、ウイルスには効かないものなんですよね。それでも処方されるのは、体が弱っている状態で、別の細菌に感染しないようにするためのもののようです。つまり予防なわけです。

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私は、これまで、風邪といえば市販の風邪薬を早めに飲み、それでも治らなければ病院にいって抗生物質をもらい、それで治した気でいました。

でも、いつからか、抗生物質が体に合わなくなり、一時は抗生剤が効かなくなる症状が出て、さらに副作用にも苦しめられるようになりました。

それでも、まだ、薬を手放そうとしませんでした。薬の力を信じていたのですね。

そんな私が薬断捨離をするようになったきっかけはいくつかあるのですが、一番最初は、イギリスでの体験でした。

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イギリスで言われた衝撃の一言

そのとき、私は40歳半ばで、短期の語学留学をしていました。イギリスの歴史ある小さな都市で、ヨーロッパ中からやってきた同じような留学生たちと、それは楽しい日々を過ごしていました。そこは、主に社会人を対象にした語学学校だったからです。

小さな町だったので、ホームステイをする選択しかなく、50代半ばのイギリス人再婚夫婦とそのまだ小学生だった二人の息子、さらにもう一人のステイメイトと暮らしていました。

このとき、私は、何度か体調を崩すことがありました。ですが、日本から持っていった薬でしのいでいました。

ですが、あるとき、とうとう寝込むことになりました。と言っても、1日2日寝ていれば大丈夫だろう、という感じでした。

それでも、起きているのはしんどくて、風邪をひいたみたいだから、ベッドで横になる、とホストマザーに告げたときです。

そのとき、彼女は、信じられないようなことを言いました。

「だったら、外にでて日光を浴びて歩いてこなくちゃ!!

私は耳を疑いました。ええ?イギリス人は薄情なところがある。。と感じ始めていたときでしたが、この言葉はあんまりだと思いました。

ですが、彼女の言葉は間違っていなかったのです。

イギリスの夏は短いものです。日照時間が年間を通して短いせいか、春でも秋でも場合によっては冬でも、太陽が照ると、いっせいに上着を脱いで、タンクトップ姿で日光を体に受けようとします

体感温度も違うとは思いますが、このことは大きなカルチャーショックでした。

また、風邪薬というのはほぼ存在しません。

風邪のときは、日光を浴びて、代謝をよくする、というのが常らしいのです。私のホストマザーが冷酷だったわけではなかったのですね。。

風邪薬がないって、どいういうことよ??と、当時の私は思いました。

でも、本当に風邪を治す薬ができれば、ノーベル賞ものといわれるくらいです。風邪そのものを治す薬がないのは本当のことなのです。

この体験をきっかけに、私は薬が絶対ではないのだと、思い始めるようになったわけです。