風邪ひき続行中の尼花です。
冬はまだ先というのに風邪をひいてしまいました。同じくお風邪をひいてられる方は、その後いかがでしょうか・・
こんなときは、栄養を摂らなきゃと思うのですが、喉の痛みと熱で、思うように食べられません。
そこで、風邪ひきのときにおすすめの、おかゆレシピをご紹介しようと思います。
消化の良いものを食べるのはナゼ?
そもそも、風邪のときに消化の良いものを食べるのはナゼなのでしょうか。
私は、ずっとこれが疑問でした。確かに、食欲がないときは、消化の良いものの方が喉を通りやすいのかもしれません。でも、それよりも、自分の好きなものを食べた方が良いこともあるのでは??などと考えていました。
説は色々とありますが、風邪をひいたときは、何も食べずに水分と塩分だけを摂り、あたたかくして寝るのが一番と聞きます。
また、栄養をできるだけ摂った方がいい、という人もいます。
どちらも賛否両論で、正解はないかもしれませんが、私はずっと、栄養をとれるだけ摂った方がいいと思っていました。
でも、ここ数年の薬断捨離で、風邪のときは何も食べない方が、回復力が早まる気がしています。
これは、体の免疫力が、食べ物を消化することに使う力を、菌やウイルスを撃墜する力の方へ、より多く使うことができるからだと感じています。
そう考えるなら、消化の良いものを食べる、というのは合点がいきます。消化力を極力小さく使うことで、それ以外の力を、体の回復力のために使うことができるからです。
とはいっても、人間の体には栄養が必要ですね。
風邪と言えば、ビタミンを摂る、というのはもはや常識になっていますが、私は、これに加えて、たんぱく質を摂るのがいいように感じています。
動物性のたんぱく質は、熱のあるときには食べにくいので、サプリをとるのも一つの方法です。私は、たんぱく質のサプリメントとして、リジン(Lysine)を用いています。
海外のものは粒が大きくて臭いが気になる、という巷の声もありますが、私の飲んでいるニュージーランドのリジンは、粒は大きいものの、匂いはありません。
ほかに、茶色いビンづめのリジン輸入物を一度買ったことがありますが、これも良かったです。
リジンは、ほかに、ヘルペスや育毛にも効果が期待できるサプリメントです。
とはいえ、栄養は食物から摂るのが基本ですから、サプリメントはあくまで補助食品として用いることが必要ですね。
おすすめの洋風お粥の作り方
ビタミン、たんぱく質なども摂れる、おすすめお粥のレシピはこちらです。
〈材料〉
・ご飯:軽く1膳
・卵:1個
・トマト:1個
・チーズ:ピザ用などのとろけチーズでよし。お好みで2~3つかみくらい。
・あればネギ:適量を刻んでおく。刻んだネギも最近売ってますね。
・塩:お好みで。天然塩(天日干しなど)の塩がベター。藻塩でもOK
※塩は、私はNZ産ケルプ(海藻)入りのケルティックシーソルト(天然の天日干し塩)を使っています。ケルプは、昆布をミルサーにかけて粉末したものでも作れます。
面倒な場合は、水を沸かすときに昆布を入れて出汁にしましょう。
・チキンコンソメ、マギーブイヨンなど:お好みで適量。私は使いませんが、味が薄いのがダメな方はお使いください。
〈作り方〉
①お湯を沸かす
②皮をむいたトマトを一口大に切って、沸騰前の①に入れる
③沸騰したら、冷ご飯を入れる
お湯の量は、大体これくらい。少ない場合は、ここで足しましょう。
④沸騰したら、弱火にして15分くらい煮る。好みでネギをいれる。
⑤煮込んでいる間に、器に卵を割って入れ、塩(海藻粉末入り)と、チーズを入れる。
⑥15分ほど経って、ほどよく④が煮えたら、⑤を混ぜて、火を止めてから加える。
さっと混ぜる。
出来上がりは、こんな感じです。
⑦お椀によそう。
今回、大葉を刻んだものを入れてみましたが、これはない方がよかったかも。。
塩分は必要
風邪ひきのときに、食べない派としても、水分と塩分は摂った方がいいです。いえ、摂るべきでしょう。
汗もかきますし、熱を出して汗をかく方が、快復は早いはずです。
そのためにも、水分と塩分は必ず摂るようにしましょう。
塩は、摂りすぎはよくないですが、一説によれば、天然塩(天日干しの塩を含む)の場合は、体内の不要物を排出してくれるので、ある程度摂った方がよいようです。加工された塩や化学塩は、摂りすぎてはいけません。
天然塩として有名なのは、フランスのゲランドの塩などですが、日本でも沖縄や高知、長崎などでも作られているようですから、ご興味のある方は、お試しください。
このお粥は、卵だけでなく、チーズからたんぱく質も摂れますし、トマトとネギからビタミンも期待できるので、風邪のときにはぴったりですよ。
早く、良くなりますように・・・!!