尼花日記

尼ヶ辻花子(あまがつじ・はなこ)のブログです。2DKのアパートに、片付け好きの再婚オットと二人暮らし。掃除、断捨離、シンプルライフ等について日記に綴ります。

どうしよう?トイレの水がタンクからあふれて止まらない

トイレの水が、突然とまらなくなりました。

夜も遅く、ちょうど一人だったので、どうしようかとパニックになりました。

こんなとき、どうすれば良いのでしょうか?

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まさか自分の家のトイレで、水があふれるとは思っていませんでした。

用を足したあと、トイレを出てからも変な音がしていることに気が付いて、戻ってみると、床にまで水があふれています。もう、びっくり、です。

「うわあああ!」と声をあげながら、どうしよう、どうしよう、と、ない知恵を絞ろうとしました。

そういえば、以前、実家のトイレの給水タンクを掃除しようとしたことがありました。その際に、トイレタンクの横にある、止水栓をとめたことを思い出しました。

我が家のトイレの止水栓は、ハンドルタイプのものです。それをまずは閉めればいいんだ!と思いついて、手をのばしました。

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しかし、ハンドルはびくともしません。錆びついているのか・・・見るからに劣化の激しいハンドルです。

そうこうしている間にも、水は床へと流れていきます。

タンクから水があふれ出ているので、汚水が流れているわけではないようですが、このままの状態が続けば、階下のお宅に水漏れしてしまう恐れがあります。つい最近、エアコン問題でご迷惑をおかけしたばかりです。それだけはどうしても避けたい・・・

エアコン水もれについてはこちらです。

amahana.hatenablog.com

どうしても止水栓が動いてくれないので、元栓をしめることにしました。

もう、どうすればいいのよ~~と叫びながら、懐中電灯を持って、家の外に出ます。

2階建てアパートの我が家ですが、水の元栓は、1階のお宅のベランダの前に2軒分が並んで設置されていました。

右と左どっち?どっち??と懐中電灯を照らしてみれば、水道メーターがくるくると急回転しているのが見えます。もう片方のものは、まったく動いていなかったので、くるくる動いている方が我が家のものだと分かりました。

この元栓を締めると、くるくる動きは止まりました。

やれやれ。

家に戻って、点検です。

まずは、トイレの床の水を、雑巾で拭いてから、タンクを持ち上げて中をのぞいてみました。

思ったより、タンクの中は汚くはなかったのですが、何せ水があふれるほど入っているので、この水を出さなくてはいけません。

私は、このとき、コップを使って洗面器に水を入れて、洗面台まで流しにいく、という回りくどい作業を行いました。

しかし。

こういう場合は、水栓レバーをひねって、トイレ便器に水を流せばいいようです。トイレの水が流れるしくみを良く知らなかったので、おバカな対応をしてしまいました。

ある程度、水が抜けたら、どこに不具合があるのか調べることができます。

以下に、私の体験をもとにした、トイレタンクから水があふれた時の対策をまとめたいと思います。

なお、タンク汚れで不快に感じられると申し訳ないので、恐れながら、これまた申し訳ない私の手描きのイラストでご説明させていただきますね。。 

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①止水栓をとめる

トイレタンクの横からでている管に、ハンドルかネジがついているはずです。我が家はハンドル式だったので手で動かしました(オットの手によると無事動きました‥)が、ネジ式の場合はマイナスドライバーが必要です。ドライバーがない場合は、10円玉で代用もできるようです。

②元栓をしめる

止水栓を動かせない場合は、元栓を締めてしまいましょう。私の場合は、これを最初に行いました。つまり、屋外にある水道メーターに走っていって、元栓を締めたのです。これだと、家中の水が使えなくなりますが、ひとまずの応急処置には手っ取り早いです。

③タンクの中を開けて点検。原因と考えられるのは3つの箇所。

 ⅰ)レバー先の鎖がからまって、タンク底の黒いゴムフロートが上がりっぱなしになっている→鎖のからまっているのをほどく

 ⅱ)手洗い蛇口のゴムパッキンなどが劣化している→必要部品を交換

 ⅲ)ボールタップが作用していない→部品交換あるいは修理

ⅰ)の場合だと、タンクから便器へ流れる水が止まらないことになりますが、我が家の場合はこれではありません。

ⅱ)については、ぱっと見ただけでは分りません。

ⅲ)については、手でぷかぷか浮いているボールタップを触ってみることで、一定量で水が止まるかどうか、調べることは可能です。我が家の場合は、このⅲ)の機能が作動していないようでした。帰宅したオットが見てくれたところによれば、支柱になっている部品が破損している模様とのこと。経過年数による劣化だと思います。

④業者を呼ぶべきか?夜間の対応は?

上記の応急処置をした後は、専門業者に問い合わせしましょう。業者なら、夜間でも対応してくれます。ただ、有料です。治してもらうまでは、不便ですが、止水栓を毎回しめて使う方法でトイレを使うしかないです。この場合、ある程度、タンクに水を貯めておけば、2、3回くらいの使用なら、止水栓を開けなくても持ちました。

⑤賃貸住宅の場合

 持ち家の場合は、自己対応しなければなりませんが、賃貸住宅の場合は、管理会社に対応してもらえます。これは法律で決まっているので、遠慮なく問い合わせしましょう。

これを知らずに、先に業者へ問い合わせて修理に来てもらってしまっても、その代金を管理会社に請求できないようです。だから、まず初めに管理会社へ連絡してくださいね。

我が家の場合は、賃貸契約の際に、保険に入っていましたので、そちらへ電話しました。24時間対応の緊急かけつけサポートと家財総合保険がセットになったものです。契約時には、家財保険なんて要らないや・・と思っていましたが、水道トラブルは以前、他にもあったので、このサポート保険に入っておいてよかったと思います。

電話はすぐにつながらず、コールバックしてもらうまで2時間かかりましたが、翌日には修理に来てもらえました。

我が家の場合は、やはり、ボールタップの経年劣化が原因でしたので、それを取り換えてもらうことで無事に治りました!よかったです^^

以上、まさかのトイレ水あふれの対処法でした。

これをお読み頂いたあなたに良いことがありますように☆